みたか治療院では体を『調整』するといった言葉を使っています。
というのは、関節や筋肉に軽い振動刺激を与えて神経系の働きを正常化させるので『矯正』というより『調整』の方がニュアンスがあっていると思うからです。
もともと、整体やカイロプラクティックでは『矯正』という言葉を使います。
ボキッと鳴らすしたり、ぐっと捻ったり、グイっと押し込むようなイメージがあるかと思います。
たしかに、昔は骨を動かすといった施術であり、矯正がしっくり来るかと思います。
また、カイロプラクティックでは本来だと矯正はアジャスト(adjust)といいます。
昔翻訳するときにイメージから『矯正』となったのでは?と考えます。
前に、ボキッと鳴らす整体についてでもお話ししましたが、
昔は背骨の変異(サブラクセーション)といった捻れやズレをを戻す事により神経の働きを正常化するという理論で行っておりました。
しかし、現在は骨は動かないと証明され、関節部分に刺激を与えることで神経の働きを正常化させるという考えが主流です。
骨を動かすわけでもないし、瞬間的に大きな力を加えることはしません。
そうなると、『矯正』よりも『調整』のほうがしっくりきます。
『矯正』というと強い力を加えるイメージがあります。
先ほどお話しした昔ながらの整体やカイロプラクティックにある骨格矯正もそうです。
他にも歯科矯正や更生・社会復帰といった法学的な言葉があり、力強いイメージがあります。
たしかに矯正視力といった言葉もありますし、言葉的には矯正でも全く問題ないかもしれませんが、私のイメージとしては調整していく感じです。
この手の話は言葉の使い方次第な話です。
その人の意識や考えにより言葉が選ばれ使われています。
どうでもいいといえば、どうでもいい話です。
しかし、人間の思考・意識は言葉に支配されています。
言葉の使い方、ニュアンス一つでイメージが変わります。
私としてはみたか治療院での施術は体を『調整』するという方がイメージにあっていると思います。
体の『調整』を受けて実感してみてください。