鍛えた筋肉って硬いの?
本屋さんに行くと健康関連の本のコーナーが広くとられています。
ダイエット、ストレッチ、トレーニングに関する本がいっぱい出ていますね。
ライザップも流行ったりと、身体を鍛える、筋肉をつけるアプローチが多い気がします。
今回は、そんな筋肉のお話です。
鍛えた筋肉って硬いイメージありませんか?
筋骨隆々な筋肉のボディビルダー、格闘家、スポーツ選手などのアスリートの方達。
屈強な筋肉を持つ人たちには強くて硬いイメージがあります。
こういった方の身体のメンテナンスを実際にしてみて感じたのは、とても柔らかい、柔軟性のある筋肉をしているという事です。
もちろん、力を入れたり、力こぶを作っるような、筋肉を縮める動作をすると硬くなります。
弾力が強いと言った方がいいかな?
ですが普段(力を入れない状態)はとても柔らかいのです。
特に筋肉の質がいい人、第一線で活躍する様な方は特に繊細で柔らかい
「柔軟性のある筋肉」をしています。
これは筋肉の伸び縮みをうまくコントロールできるからこそ、力を入れたり弛めたりというような、無駄のない洗練された動きが出来るのです。
逆に硬い筋肉は無理をして引き延ばしたり縮めたりしなくてはいけないわけですから、疲労しやすく故障を起こすリスクが高まります。
ですからアスリートたちはより柔軟性のある筋肉が必要になるのです。
例えばボディビルダーの筋肉。すごいですよね。
筋肉を上手にコントロルさせて大きく見せることができます。
実際に第一線で活動されているボディビルダーの方の筋肉を触らせて頂く事があったのですが、所謂「プロ」の筋肉は力を入れていない時、とても柔らかくて驚きました。
触るとプニプニと適度な弾力があり上質なお肉という感じなのですが、ひとたび力を入れるとムキッと硬くなります。
ポージングの時は大きく見せたい筋肉を意図的に緊張させて力強く見せているのです。
では普段から硬くなっている筋肉というのはどういうことかというと、コントロールが上手くできずにこり固まっているのです。
オーバーワークなど疲労が蓄積し、そういった部分をかばう動作など、そういった事が続くと神経系の誤作動を引き起こし筋肉はコントロールを失い固まっています。
ですからプロの方などは負荷をかけるトレーニングだけでなく、しっかりと身体をメンテナンスをして柔軟性をたもっています。
休息と栄養補給もトレーニングの大切なプログラムとして組み込まれているのです。
そして普段からご自身で身体をしっかりケアするのはもちろん、私たちのような「身体のメンテナンスのプロ」の所で調整をして万全の状態を保ち続けているのです。
さて、本題の「鍛えた筋肉は硬いのか?」ですが、鍛えてしっかりとメンテナンスしている筋肉は硬くありません。
力を入れればムキッと硬くなります。
身体を鍛えるというアプローチから筋肉を意識する事で、ご自身の身体についてもっと貪欲に考えて頂けると幸いです。
アスリートだけでなく、一般の方も、しっかりと身体のメンテナンスをすることで更に楽しいトレーニングライフを!
身体のメンテナンスに、みたか治療院をご利用ください。
そんなに筋肉は付けたくないんだよな〜という方も、身体の動かし方のコツなどもお教えします!
お待ちしております。