顔面神経麻痺の後遺症
最近、顔面神経麻痺の後遺症の方を診ております。
来院時は片方の目は閉じることができず、シャンプーや洗顔の時、必ず目に入ってしまうという、話を聞いてるほうもまで痛くる状況でした。
また口の中を噛んでしまうため、硬いものは食べられず、柔らかいものばかり、半年以上も続き体重もかなり落ちたそうです。
こんな状況でしたが、3か月経ったころには目も閉じられるようになり、口の中も噛みにくい状態まできました。
まだ幾分か顔の強張りはありますが、大分顔つきも戻ってきました。
周りの方からも、「そう言えばそんなことあったつけ?」と言われるほどに回復してきました。
施術前の写真を撮っとけば、違いがわかってよかったのにと、今では笑いながらお話をしております。
うん、良かった!
さて、題名にもある通り顔面神経麻痺の後遺症と書きました。
正確に言えばベル麻痺の後遺症と言った方が良いかと思います。
対応できるのは、一時的な顔面神経麻痺が起こった後、顔の筋肉が固まったり、動きにくい状況などの後遺症の改善です。
神経が分断されたり、脳卒中などの顔面神経麻痺は対応できません。
ちなみに顔面神経麻痺が起こったら、すぐに病院に行ってください。
タオルなどで顔を抑え、風があたらないにしながら向かいましょう。
顔面神経麻痺の後遺症、ご相談ください。