硬い筋肉
前回、鍛えると筋肉は硬くなるか?と言うお話をしました。
しっかりケア、メンテナンスしていれば問題なく柔らかいと言う話をしました。
運動のやり過ぎやケア、メンテナンスを怠らなければ問題なく柔軟性のある筋肉を保つことが出来るお話ししました。
さて、スポーツやトレーニングをしていない人の中には硬い筋肉を持っている方もいます。
同じ姿勢を続けている人です。
そして、緊張している人です。
PCにかじりついて仕事を続けている人なんかいい例ですよね。
「仕事忙しくて肩ガチガチだよ〜」なんて話してませんか?
この凝った感じの筋肉の方が硬いのです。
筋肉はある程度伸び縮みさせた方が血流が良くなり疲労しにくいのです。
動かさないでいたり、同じ長さ、緊張度を保つ様にいると、筋肉のポンプ作用が働かず血流が悪くなり、老廃物もたまり栄養や水分も少なくなり、疲労し筋肉は硬くなります。
また気持ちの緊張は身体の緊張を起こし、筋肉はチカラが入ったままになり同じ様にかなくなってしまいます。
こういった状態が長く続くと筋肉自体が萎縮してより硬くなります。
そうなると、関節部分の筋肉や腱が癒着し関節も固まってきます。
わかりやすいのが、骨折して固定すると関節は固まって動かなくなります。
骨が付いた後にリハビリで動かせる様にするのに時間がかかるでしょう?
それと同じで動かさないでいれば固まります。
デスクワークで言うと、一昔前の事務の人、黒いアームカバー(昔は腕抜きって言いましたか?)している人って肘が伸び切らず曲げたままのイメージがありませんか?
背中の丸まった姿勢の人がそのまま固まって身体を反らせないなんて人もいます。
腰の曲がった方もですね。
こんな感じの人の身体を触ると本当に関節が固まり動く範囲が狭まり、関節が伸びきらないんですよね。
そんな硬くなったところにチカラが加わればケガも起こりやすくなります。
また動かない筋肉や関節をかばい他の場所に負担がかかり、痛みや症状を引き起こします。
動かさないと筋肉や関節は固くなる。
これ忘れないでください。
では、改善するにはどうしたらいか?
簡単にいってしまうと、動かしてあげることです。
関節をしっかり伸び縮みさせてあげる。
これが重要!骨折後などのリハビリと同じです。
ラジオ体操でもいいのです、ちゃんと動かしてあげることが重要です。
ちなみに気持ちの緊張は身体の緊張とリンクしてますから、身体の緊張をゆるめる運動、マッサージは効果的です!
動きにくい筋肉や関節はケア、メンテナンスすれば動きやすくなります。
動かし方が、わからないという方にも動かしやすく疲れにくい動かし方をお伝えします!
筋肉が固まっている方、みたか治療院でケア・メンテナンスしてすっきりと柔らかくなりましょう!