膝に水がたまる原因はいろいろ考えられます。
外傷によるもの、事故やケガ、運動により膝の靱帯の損傷によるものは置いときまして。
大概の原因は腿の前側の筋肉、大腿四頭筋の過緊張が考えられます。
大腿四頭筋は名前の通り4本に分けれた筋肉です。
骨盤、大腿骨から膝の下の部分、脛骨の上の方につきます。
膝のお皿といわれる膝蓋骨はこの大腿四頭筋の脛骨につく腱の中に存在します。
そして膝のお皿、膝蓋骨や腱と骨や関節部分の間には滑液包というクッションの役割を果たす袋が存在します。
身体にはこういったクッションの役割を果たす滑液包のおかげで自分の筋肉や腱で身体を痛めないように衝撃の吸収をしてくれています。
さてこの大腿四頭筋が過緊張を起こし短くなると腱や靭帯、膝蓋骨を引っ張り滑液包に負荷がかかります。
負荷がかかり続けると炎症を起こし痛みや腫れが起こります。
そう、滑液包というクッションが炎症を起こし水が増えたため張れているのです。
膝の関節内の水が増えているわけではないのです。
ですからただ水を抜いても意味がないのです。
原因が改善されなければまた水が溜まります。
問題は腿の前側の筋肉が緊張し短かくなることです。
これは膝、股関節の筋肉のバランスの崩れにより起こります。
膝だけでなく前後の関節、股関節や足首を診る。
それだけでなく全身を診る必要があるのです。
みたか治療院では全身のバランスを診て身体を調整し、身体に負荷のかかる身体の癖を修正して症状の改善をはかります。
身体を調整し、正しい知識と身体の使い方を身に付け、快適な身体を手にいれましょう!
水がたまる以外に変形性膝関節症がよくあります。
詳しくはこちらに書きますが ⇒変形性膝関節症
変形が原因で痛みが起こる事はありません!
やはり、筋肉や腱、靭帯などの軟部組織の炎症が原因です。
膝の痛み・違和感・不安定感などはみたか治療院にご相談ください。
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