記録的な大寒波で調子を崩している方が多いようです。
寒さや暑さを感じることはストレスになります。
それが極端であればあるほど体への負荷は大きくなります。
それにしても寒すぎる気がします。
暖かい格好を心がけてください。
特に首周りの冷えにお気をつけください。
マフラーやネックウォーマーをするだけでも体感の寒さは変わります。
また、喉風邪などは首の後ろを温めるといいので効果的です。
とこのお話はまた後日にでも。
ここ最近診ていて思うのは、冷えで体調を崩す方は緊張やストレスなどのパターンと同じように感じられます。
お腹周り、首周りが固まる方が多いようです。
寒いと丸くなるというのもありますが、冷えとか温度差といった外部からの刺激がストレスになり、体に負荷をかけます。
緊張やストレスと同じようなパターンが出るのは頷けます。
では、どう対処しましょうかということで、
寒いときはできるだけ体を動かすようにしましょう。
いきなり走り出したりスポーツしたりではありません。
体中の関節を動かすようにしましょう。
ニュアンス的にはリハビリレベル。
運動の前の準備運動、ストレッチぐらいで充分です。
簡単なラジオ体操などがいいですね。
ちなみに寒い時に運動する人はしっかり準備運動・ストレッチをしてからやりましょう。
怪我のリスクが高いのでお気をつけて。
体を動かすというのは、体が温まるというのもありますが、特に硬くなる体幹を弛めるように動かしましょう。
上でもお話ししましたが体幹、首の前側が固まりやすくなるので、体幹を捻る動きや体を反らすような動きをしっかりしましょう。
反らす、捻る運動は共に目線を基準にしっかりと反らしたり、捻ったりするように動かしましょう。
コツとしては
体を反らすときは上を見てそのまま後ろを見るように
捻る動きは目線を水平に保ちながらひねる方向に見える範囲ギリギリまで見るといった感じです。
そうすることで、首自体、特に首の前側がしっかりとストレッチされるので効果的です。
目線の動きは体の動きとリンクしてとても重要です。
この辺のお話はまた別の機会にでも。
寒いときはできるだけ体幹を動かしましょう。
体が温まるというのもありますが、負荷のかかる反らす・捻る動きでしっかりと体幹を弛めるといいでしょう。
さて、寒い時の反応がストレスのパターンと似ているお話でしたが、
では逆に、緊張やストレスがかかるときに同じような対応でいいのか?
というと
その通り、効果的です。
緊張やストレスを感じるときは体を動かしましょう。
知って欲しいことの一つなのですが、
心の緊張と体の緊張はリンクしています。
「心の緊張≒体の緊張」なのです。
ですから、緊張している、ストレスを感じている時も体を動かすのは効果的です。
特に反らしたり捻る動きもいいですね。
寒いときが続いていますが、しっかりと体を動かして乗り切りましょう!!