高校生の頃、

母親が坐骨神経痛になりこの業界を知る事になりました。

このころは将来のことなど考えず、音楽の事ばかり考えてた気がします（笑）

 

ただ昔から思っていたのは

人を治していく人たち、

ドラマや漫画、小説の中でみた姿は

まわりから感謝される。

ありがとうと言われる人たちを

自分は憧れていたのだと思います。

 

そんなわけで

医者になろうと考えたことはありましたが

勉強も出来ず、そんなお金もない（笑）

 

そんな中

入院などを繰り返した母親か整体で簡単に治った。。。

これは結構な驚きでした。

 

その後、本などの影響を受け

『病は気から！』

これからは心理学だ！！

という安易な発想から理系から文系にシフトチェンジ！

（子供の頃から理系科目が得意で理系のクラスにいました）

 

心理学部のある大学を目指し、

将来は臨床心理士と考えたわけですが、

受験戦争の激しい時期です

はい、いいわけですね（笑）

自分の努力がたりなかったのでしょう

受験には失敗したのでした。

 

このころから思ったのは心と体は表裏一体。

心のケアと身体のケア、両方必要なのだ！

とまたまた安易な発想から（笑）

まず、マッサージ、整体関連の専門学校に進む事にしました。

 

割りと安易な発想からのスタート。

しかし、根本にある気持ちは

「ありがとう」

と言われる仕事をしたかったのだと思います。

 

次へ

その後、専門学校夜間部に入学し

昼はバイト、夜に学校の生活がはじまりました。

 

最初は新しい知識との出会いは楽しいものです。

しかし勉強をすればするほど、

整体の理論などに不信感を覚えはじめました。

 

ただ、慣れによる技術の習得と

理論だっていない、、、矛盾を感じる

そして、練習中に起きる事故

こんな衝撃を受けていたら身体を壊すと感じました。

 

科学的なデータでも熟練したカイロプラクターの頸部へのスラストは問題ないとありますが、

熟練の度合いってどう計るの？って言う疑問もあります。

 

また矯正には瞬間的な力を入れることが重要になるのですが

自分には向いていないことに気づきました。

瞬間的な力を入れるのが得意ではないのです。

 

このまま、慣れればいいのだろうか？

効果があるからと言って身体へのリスクは無視して良いのか？

 

この様な事を考えているうちに整体への情熱はなくなってしまいました。

 

しかし、効果を上げていることも事実

なんでなのだろうか？

疑問を感じる日々を過ごし始めました。

次へ

そのころ知人の紹介で整形外科でマッサージ師として勤務することになりました。

 

マッサージをすることで喜ばれる患者さん

症状の改善をみることにより

マッサージって素晴らしい！！

て思えるようになりました。

 

素晴らしい先輩からの指導、

技術やコミュニケーションの取り方、

いろいろと教しえていただきました。

 

自分たちも、患者さんも楽しく、笑いの絶えない職場でした。

コミュニケーションの重要性とむずかしさ。

整形外科で4年勤務のなかで

色々な症例、いろいろな患者さんにお会いし経験を積むことが出来ました。

やっぱり患者さんが笑顔になっていくのがとてもうれしい！

 

 

次へ

その後、マッサージ治療院に勤務することになりました。

 

短時間のマッサージである整形外科や接骨院とは

全く違う世界に入りました。

 

マッサージ院のなかでは

手技の技術はもちろん

知識、対応力、コミュニケーション能力、

そしてお客様に満足のいく施術が重要でした。

 

何が目的なのか、

症状を取る事だけが目的ではないこともあります。

相手が何を求めているのかを考えなくてはいけない。

 

そう、疲れている方が多いのです。

助けを求めてきている人に何を提供できるのか

手技であり、会話であり、気づかいであったり、

重要なのはお客様が笑顔になれる事。

これも一つの世界でした。

 

ここでも『よかった』って笑ってくれることがうれしかった。

やっぱり根本は変わってないのですね（笑）

 

次へ

やはり元気になるためには症状の改善も必要です。

按摩・マッサージ・指圧、整体やカイロプラクティックなどの

様々な技術を勉強しました。

 

ここで気づいたのは

感覚だけの施術ではなく

知識と理論が重要になることを実感しました。

 

今までの自分の手技は経験則な部分が多く、

これにはこれが効く的な、

小手先だけの技術ばかり身に着けていました。

 

ちょうどそのころ、鍼灸の先生たちから鍼灸の知識理論を教わる事が出来ました。

鍼を使わないで経絡に刺激を与える方法も試したりもしました。

本気で鍼灸を勉強しようか悩みました。

しかし、やはり納得がいかない部分もあるし

そのころには妻もいたので、非常に悩みました。

次へ

アクティベータ療法を勉強していくと

長年やっているマッサージの良さも再認識出来ました。

機能回復、神経系の改善にはアクティベータは最適です。

しかし、硬縮した筋肉は物理的に刺激を与え、

改善させることで効果は上がると確信しています。

 

そして、マッサージ本来の良さは、

心地よさであり、癒し効果であり

「気持ちが良い」というのがいい！

やっぱりお客様に『よかった』って笑って帰ってもらうことがうれしい

やっぱりそこは変わらない様ですね（笑）

 

こうなってくると

自分のやりたいことは自分の店でしかできない！！

そう思い開業することを決めました。

次へ

そしてついに平成23年の6月に

三鷹に「みたか治療院」を開院しました。

３・１１の影響もあって一時は開業できるかわからない状況でした。

物資も不足し壁も作れずにパネルになりました。

（逆に明るくポップな感じになり良かったかもしれません）

 

緑も豊富で落ち着いた雰囲気の三鷹の街

静かな環境に店を構えれて本当にうれしいです！

 

ちなみに

アクティベータ療法は一つのコースとしました。

お客様が選んで受けていただく事が重要だと思いました。

アクティベータ療法の一番の良さは

検査の正確性であり

これを生かすには現段階では

ひとつのコースとして作り

併用して受ける場合は

アクティベータ療法を行ってからマッサージをするという

方法が一番良いかと思います（例外もあります）

 

また、マッサージで取れる症状などは

マッサージでとることが良いと思います。

気持ちの良さなどを考えるとマッサージをおススメします。

 

私もマッサージが一番好きです！

 

自分が、スタッフが手に入れてきた

技術と知識の結晶である

このマッサージの良さを知っていただきたいと思います。

 

もちろん、アクティベータ療法の素晴らしさ！

機能の回復には最適だと思います！

 

そして、なによりも

『よかった』って笑って帰ってもらえますよう

スタッフ一同頑張ります！

 

みたか治療院　院長　長尾　達夫