骨折後の腕や指の違和感
こんな症状の方がいらっしゃいました
腕や指の違和感を訴えていた方で
起き上がったり身体を支えるときに
手を突くと力が入らずに不安定になります。
手首の動く範囲、指の動きが非常に悪く
お話を聞いていると
数年前に転んで手首を骨折
その後のリハビリをちゃんとしていなかったそうです。
というよりは、病院ではギブスが外れた後は
何もしてくれなかったそうです。
昔は整形外科のリハビリ室に勤務していました。
こういった症例は良く診ておりました。
骨折でいらして、その後のリハビリで受ける方や
他の病院、リハビリ室ないところで受診されていて
指を動かすことなどせず、安静にしていて
その後、何もせずにいて関節が固まって
数か月後とかに「指が動きにくいので何とかしてほしい」
と言ってリハビリ室にいらっしゃる方も結構いました。
骨折後にしっかりと関節を動くようにしておかないと
関節が固まってしまい
動きが悪くなり、痛みや違和感の原因となります。
これ、骨折後の問題だけでなく
色んなものに言えるのです。
五十肩も痛みがとれると同時に関節が固くなるので
動かすことが必要になります。
そう、動かさないと関節が固くなり
症状や痛みの原因となるのです。
さて、この場合どういうようにしていくかというと
指を動かすように可動域を広げるように
繰り返し繰り返し動かし
周りの筋肉を弛めて、運動の指導をします。
この方の場合
長期にわたりそのままでしたので
関節の機能、神経系の問題もあるため
アクティベータ療法を使い
関節の動きを戻すことをしていきます。
数回の施術で違和感は減り
腕を突くのもだいぶ楽になってきたそうです!
骨折後すぐであれば動かしていない時期が短いため
比較的早く動くようになり、違和感もとれやすいのですが、
時間が経った状態ですと時間はかかるようになります。
骨折後や関節の動きが気になる方はご相談ください!